読売online:「20歳と言うので」打ち上げの中学生に酒提供

記事要約

中学校の卒業式の打ち上げをした男女生徒12人に酒を提供したとして、愛知県警熱田署は25日、名古屋市港区の居酒屋経営の男と同店従業員の女を風営法違反の疑いで名古屋地検に書類送検した。発表によると、2人は3月5日午後8時40分頃~9時45分頃、同市熱田区の居酒屋で、市内の中学3年生の男女15人のうち12人に、未成年と知りながらビールやサワーを提供した疑い。2人とも容疑を認めている。

疑問

何故お酒を提供する前に年齢確認をしなかったのか? 中学生であることくらい見た目で分からなかったのか?

考え・主張

日本には、未成年飲酒禁止法という法律がある。その法律では未成年の飲酒はもちろん、酒類を販売する営業者が未成年者に対して酒類を提供することも禁止されている。成長期の身体にとって毒にしかならないアルコールから、未成年者を守るための法律である。また、未成年であるうちからアルコールを摂取すると、アルコール依存症に陥りやすくなってしまう恐れもある。未成年のうちからお酒に興味や憧れを持ってしまうその気持ちは分からないでもないが、自分の身体と一時の好奇心、どちらが大切なのかをよく考えてほしい。

その他

特になし。