読売online:原発調査ロボット、格納容器内を十数m進み停止

記事要約

東京電力は10日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉格納容器の内部をロボットを使って調査した。ロボットは10日午前9時25分頃に投入され1階部分を走行していたが、午後2時9分頃十数メートル進んで動けなくなったという。東電は原因を調べロボットを回収できるか検討している。炉心溶融した1~3号機の格納容器内にロボットを入れるのは初めて。今回の調査は核燃料の取り出しに向け格納容器内の状況を調べるのが狙い。

疑問

何故ロボットがたった十数メートルしか進めなかったのか?万が一原子炉格納容器内でロボットが止まった場合でも回収出来るような仕組みを作ってから投入するべきではなかったのか?

考え・主張

東京電力によるロボットを使った原子力発電所の調査は既にたくさん行われている。東電のホームページにもその写真はアップされており、原子力発電所内の調査結果が報告されている。ロボット調査の利点は何といっても人間が入れない場所の調査が可能な点であるから、放射線量が多い格納容器内の調査にロボットは不可欠だ。一刻も早く原因を調査し、ロボットの回収と改善に努めてほしい。

その他

特になし。