読売online:日本初の月面着陸計画…無人機3年後打ち上げ

記事要約

宇宙航空研究開発機構JAXA)が月面着陸を目指す日本初の小型無人探査機を2018年度にも打ち上げる計画を進めていることが、20日の有識者会議でわかった。固体燃料を使う新型ロケット「イプシロン」に探査機「SLIM」を搭載し、18~19年度中に打ち上げる計画。政府の宇宙政策委員会で認められれば、文科省が来年度予算の概算要求に関連経費を盛り込む見通し。開発費は100億~150億円と見込まれている。

疑問

あと3年で打ち上げる計画だが、技術的には間に合うのか?月面着陸に莫大なお金をかける理由は一体何なのか?

考え・主張

アポロ計画で行われた調査や実験で、月の誕生は地球とほぼ同時期であったことや、月の表と裏で地質の特徴が異なることがわかっている。だが、月がどうやって誕生したのか、どうして月の表と裏で地質が違うのか、月の中身はどうなっているのかなど、多くの謎は未だ解決されずにいる。3年後のこの打ち上げ計画が成功し、アポロ計画よりも多くの月の情報を収集することが出来れば、この謎の解明に近づくだろう。さらに月を詳しく調べることで新たな資源が発見されることを、資源不足な日本の政府は願っているのではないだろうか。

その他

特になし。