読売online:ニセコ、全町LED化へ…ホテルや家庭の照明も

記事要約

北海道ニセコ町は今年度から、役場庁舎などの各公共施設を始め、民間施設や各家庭を含む町内全ての照明をLEDに切り替える事業に乗り出す。国の補助金や金融機関の融資などを活用し、まずは3年かけて公共部門や民間施設の切り替えを先行的に実施する。内閣府によると、町を挙げたLED化の取り組みは全国的に珍しい。町は省エネを強力に推し進めることで豊かな自然環境を際立たせ、町の知名度アップにもつなげる考えだ。

疑問

ニセコ町内の照明をすべてLEDに変えることで電気代はどのぐらい削減されるのか?町を挙げたLED化の取り組みは、他ではどこでやっているのか?

考え・主張

LED照明推進協議会のHPによると、住宅用LED照明は10年間の電気代が白熱灯と比べて10分の1で済むほか、白熱灯だと10年間で約3,300円かかるメンテナンス代がかからない。LED自体の値段は白熱灯と比べて圧倒的に高いが、長い目で見ればLEDの方が寿命も長いし効率的であるといえる。今回の町を挙げたLED化にあたって、役場庁舎や学校、街路灯などのLED化は、環境省から最大で工費の3分の2の補助金を受けて推進するそうだ。また、各家庭に対してはプレミアム商品券を活用してLED購入を促していく考えである。このような積極的なLED化は大規模な電気代の削減はもちろん町のPRにも繋がるので、全国的に行われてもよいのではないだろうか。

その他

特になし。