読売online:箱根山で火山性の有感地震6回、震度2も初観測

記事要約

噴火警戒レベルが引き上げられた箱根山(神奈川・静岡県境)で10日、体に揺れを感じる有感地震が6回発生した。気象庁によると、このうち午後6時7分頃に起きた地震は神奈川県箱根町震度2を観測。マグニチュードは3・1と推定される。火山活動が活発化した4月26日以降、震度2を観測したのは初めて。10日は、体に感じないものも含め、計266回の火山性地震を観測し、1日の回数としては観測史上最多となった。

疑問

火山性地震とは何なのか?仮に噴火したとして、どの程度の被害が出るのだろうか?

考え・主張

火山性地震には「A型地震」、「B型地震」、「爆発地震」などの種類があり、発生原因や地震波の特徴で分けられている。火山活動に直接関係する発生原因としては、マグマの貫入に伴う火道周辺の岩石破壊や、火道内のガス移動、マグマの発砲などが考えられるそうだ。また、逆に大規模な地震が火山活動を促す場合もあり、地震と火山には強い結びつきがある。どちらも大規模な被害を引き起こす自然災害なので恐ろしい結びつきに思えるが、故にそれぞれの発生を予知することもできるだろう。最悪の場合を考えた人命最優先の行動が求められる。

その他

特になし。