読売onilne:大陸から越境だけでないPM2・5…桜島からも

記事要約

微小粒子状物質、PM2・5と鹿児島県の桜島の噴煙との関連性を指摘する調査結果が相次いでいる。大陸からの越境汚染が要因とみられてきたPM2・5だが、微小な火山灰や火山ガスが化学反応して粒子化したものが含まれることもあり、予報精度の向上などを目指して研究が続けられている。桜島などの火山は火山灰のほか二酸化硫黄などのガスも噴出。市環境保全課は「今後もより詳しく調査し、予報や対策に活用したい」としている。

疑問

一時期PM2・5の対策としてマスクが流行していたが、対策としては何が一番良いのか?火山灰などの影響はどのくらいの範囲まであるのか?

考え・主張

環境省のHPによると、PM2・5とは大気中に浮遊している2.5μm以下の小さな粒子のことで、従来から環境基準を定めて対策を進めてきた浮遊粒子状物質よりも小さな粒子のことを指すそうだ。非常に小さいため肺の奥深くまで入りやすく、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が心配されている。だが、濃度自体は減少傾向にあるらしい。隣国の環境整備も自国の火山活動も見守るしかないので、気になる人は自分に合ったマスクを探すなりして身近な対策を取るしかないだろう。

その他

特になし。