読売online:同性婚巡る国民投票、賛成多数に…アイルランド

記事要約

アイルランドで22日、同性婚を認める条文を憲法に加える改正案の是非を問う国民投票が行われた。選管当局が23日に発表した開票結果(開票率100%)によると、賛成62.07%、反対37.93%で改正案が承認された。国民投票による同性婚の合法化は世界で初めて。アイルランドは人口の約85%がカトリック教徒だが、近年は価値観が多様化。2010年には、同性カップルの「パートナー登録」を法制化していた。

疑問

同性婚を公式に認めている国は他にはどこがあるのか? なぜ一部のカトリック教徒は同性婚を認めることに反対するのか?

考え・主張

カトリック教徒が同性婚を認めない理由の一つとして、彼らが信じる聖書の中に「同性愛行為は自然法に反し、性行為を生命の恵みから遠ざけるものである」という文があるからというものがある。確かに同性カップルが子どもを授かることは基本的に出来ない。だが、自然法に反するというのはどういう意味なのだろうか。キリンもダチョウもカエルも同性カップルを作ることがあるというのに、それでも同性愛は自然の摂理に反しているというのだろうか。私は宗教のことはさっぱり分からないし同性愛者の気持ちも分からないが、性の多様性はもっと受け入れられるべきだと思う。

その他

特になし。